7時50分起床。夢の中で今はなき香港の九龍城砦を歩いていました。惜しい。起きたら窓の外は台湾の西門町の雑居ビルでした。
MRT(地下鉄)で西門町から台北駅へ。
あれ、台北駅だっけ? わたしたちが最終的に降りたのは東門駅だったような……。まぁいいや。
朝食
みんなで朝ごはん。
みんなは豆乳スープや肉まんを注文し、わたしは蛋餅(ダンピン)を注文。
昨年、はじめて台湾を訪れるとき、言葉に不安を感じて、必要最低限の中国語をYouTubeで予習してから行きました(実際はそこまでしなくても大丈夫でしたけどね!)。その動画の中で蛋餅が紹介されていて、気になっていたのです。
蛋餅はもちもちの生地で卵を巻いた、台湾の定番朝食です。もしかしたら2日目の朝にわたしが食べたあれは、蛋餅だったのかもしれません。つまり、既に食べていたのかもしれません。
蛋餅はつくりおきされていました。
注文すると、お店の人が蛋餅を袋から取り出して皿に乗せ、キッチンばさみで切り込みを入れました。
これです。冷めていたので「蛋餅じゃなくて豆乳スープにすればよかったかな」と思ったけれど、友だちの豆乳スープを一口もらって「あれ、思ってたのとちがう」と感じました。コンソメの味がするのかなと思ったら、しませんでした。薄味。
一芳の「一芳水果茶」
食後はみんなについていき、タピオカミルクティースタンドの「Share Tea」に行きました。最上部をクリームブリュレ風にこんがり焦がしたタピオカミルクティーが、この店の看板メニューらしいです。
前日に台中駅のゴンチャでタピオカミルクティーを飲んで、きっともう買うことはないだろうなぁと思ったにも拘らず、わたしは「Tiger Sugar」というお店が気になっていました。今年の9月28日に原宿にも上陸したらしいです。
友だちと店の前まで行きましたが、準備中でした。遠くからお店のメニューを読みましたが、朝から飲むにはくどそうでした。
わたしたちは来た道を戻ってフルーツティーのお店の「一芳」に来ました。「一芳」は浅草や新宿にもあるそうですが、わたしは東京でも飲んだことがありませんでした。台湾に3週間留学していた友だちからメニューの解説を受け、注文しました。
「一芳水果茶」の微糖(甘さ3割)微氷(氷3割)で注文。55元(約200円)。リンゴやオレンジ、パッションフルーツなどが入っています。健康的で、ビタミンも摂れて、嬉しい、おいしい!
永康街の雑貨店「来好」
前回、台北を訪れたときに、いろんなエリアを散策した気になっていましたが、まだまだ不十分でした。名前だけ知っていて行かなかった街「永康街(ヨンカンジエ)」には個性的かつ洗練されたお店が建ち並んでいました。
中でも「来好(ライハオ)」というお店はかわいかったです。日本で販売される、いろんな出版社の台北のガイドブックに掲載されているからか、お店の中は日本人観光客だらけでした。
中国人の友だちは「ここのお店は価格設定も高め。日本人が好むようなデザインの商品が揃えられている」と言っていました。納得です。
職人によるこだわりの手作り製品がいろいろ売られていました。
レジの近くでは立派な麦わら帽子が売られていて、藁のいい匂いがしました。
階段の踊り場の棚にマガジンハウスの「BRUTUS」が飾られていました。
この写真、お気に入り。店員さんに店内の撮影許可は確認しております。
良さげな烏龍茶と珈琲が売られていました♩
帰国
時間が過ぎるのは早いものです。昼食に小籠包を食べられるほど十分な時間は残りませんでした。次来たときに食べようっと。
空港で台湾茶のクロワッサンとクロックムッシュを買い、搭乗前に食べ終えました。
飛行機では寝たり、写真を整理したり、寝たりして過ごしました。そうして3時間はあっという間に過ぎ、桃園国際空港を出た飛行機は成田空港に着陸しました。『おぼんdeごはん』で友だちと映画の話をしながら「おいしい、おいしい」とマグロを食べました。
台湾には安くて美味しい料理や魅力的な街がたくさんあります。「海外旅行だ!!!」と気を張らなくても気軽に行けるから、きっとまたふらりと訪れると思います。前回の旅行後にICカードを払い戻して機能を停止させましたが、結局今回作り直しました。これからはずっと持っておきます。気が向いたら、また行きたいです。次は台南!