大英自然史博物館を出た後、C先生とわたしは近くのパブに行き、少し遅めの昼食を食べました。
わたしは旅行前、海外での盗難をひどく恐れていました。
「スリがめちゃめちゃ心配で…」
とゼミの教授に弱音を吐くと
「酔っぱらってなければ大丈夫じゃない?」
と言われました。うーん?笑
とりあえず、酔っぱらってはいけない
ということは、お酒を飲んではいけない…
ということは、パブには行けない……
と思っていたので、まさか来れるとは!
嬉しい^^♩
わたしはイギリスで一般的だというエールビールを、C先生はワインを頼みました。
そして散々迷ったあげく、チーズトーストを注文しました。飴色のキャラメルオニオン入りです。
外食は高価ですが、その分かなりボリューミー。
「無理して全部食べなくてもいいからね」と言われました。
C先生「フィッシュ&チップスは食べた?」
わたし「昨日の晩に食べました!」
C先生「あれ、油っこいし、半分食べれば十分だよね笑」
あっ、そうなの!?無理して全部食べた…。
「今までいろんな人に『イギリス来てね!』って言ったけど、本当に来たのはあなたがはじめてだよ!」
C先生も、会ってくれて、ありがとうございます。
「3年でこんなに変わるんだね!」
わたしは、北海道での高校生活から一変、上京して自分なりに大学生活を送り、頻繁に街歩きをするようになりました。
C先生は、日本での生活を終えて、旦那さんと自転車でユーラシア大陸を横断し、そして今では母親になっています。
どちらも、違う生活。
かつての生徒と先生が、数年後にロンドンのパブで昼間から乾杯しているだなんて、当時想像できるわけがない!人生何があるかわかりません。
ごちそうさまでした!