北海道胆振東部地震について

 

2018年9月6日(木)

午前6時45分(日本時間14時45分)

 

mizubelog.hatenablog.com

  

朝、目が覚めてスマホを見ると、何十件ものLINEの通知が。

 

「北海道安平町を中心に大きな地震があったみたいだけれど、ご家族大丈夫ですか?M6.7です。最大震度6。相当大きいです。」※最大震度が7に訂正される前

「地震ご家族大丈夫だった?!」

「すーさん、地震は大丈夫、、、?」

 

どうやらただ事ではないぞと、このときようやく知ったのです。

 

 

1.地震があった日

 

わたしの実家は、震源から近くはないけど、それほど遠くない場所にあります。

北海道は東日本大震災のときでも、最大で震度4までしか揺れなかったので、今回のような規模の地震は数十年ぶり…かと思いきや、過去にも何度かあったようです。

北海道の地震(歴史) | 日本の地震

 

全域停電

 

今回の地震で家族と友人が「最も辛かった」と言うのが、停電でした。北海道全域が停電するのは、北海道電力ができた1951年以降で初めてのことだそうです。

北海道地震で起こった「全域停電」他人事と思ってはいけない(河野 正一郎) | 現代ビジネス | 講談社(1/3)

 

家では、テレビが映らないのでラジオを使います。オーブンレンジも使えません。冷蔵庫も止まります。IHが使えないためお湯を沸かせず、カップ麺も作れません。お湯が出ないのでシャワーもできません。

街では、警察官が手信号を振っています。放送車が周り「市役所で1人10分まで携帯充電可能です」と呼びかけていたそうです。

 

下の写真は、母親からLINEで送られてきた写真です。電気が使えず真っ暗なので、使えるものはなんでも使ってしまおう!と、嵐のライブで使ったペンライトも手元灯の代わりに使っていたみたいです。たしかに、よく発光している…!

 

f:id:mizubelog:20180918234208j:image

 

地域によって早さに違いはあるものの、停電は翌日には解消されたそうです。今回は家庭のことを中心に話しましたが、農業や酪農、卸売業、食品会社等の産業も深刻なダメージを受けました。

 

今回の地震の発生が真冬でなかったことが救いです。オール電化の家庭もありますから。もし、真冬に全域停電になったら、皆凍えながら過ごすことになったでしょうし、排雪が為されず道路が雪で埋まって、日常生活に大きな支障が出たと思います。より復旧が遅れ、落雪や雪崩による被害も甚大だったと思います。

 

物資 

 

災害当日は、スーパーも営業中止の貼り紙をしていました。開いているドラッグストアには水や食料品を買うための、長蛇の列ができていました。 

 

デマ

 

親切心で伝達されるウソ情報が、混乱を招く原因となっています。わたしの実家がある市でも「断水される」という情報が流れましたが、デマでした。「断水がデマだ」という情報は、市の公式ツイッターで知ったそうです。

※震源地に近い市では、実際に断水が行われました。

  

台風

 

北海道に台風が来ることは本州に比べて少なく、来ても温帯低気圧に変化することが多いのですが、今年は違いました。台風、地震、台風、余震、また台風と、交互に襲来しました。

 

2.わたしたちに出来ること

 

10月5日(金)日本テレビの「NEWS ZERO」では『北海道応援の方法』を特集していました。有働アナがメインキャスターになってからの「NEWS ZERO」。番宣があるわけでもないのに、ゲストに大泉洋さんが来てくれました。

 

番組で紹介されていた具体的な方法はこちら!

 

 

厚真産のお米を食べる

 

② 土日にボランティアをする

 

③ 北海道の乳製品を飲む・食べる

 

④ 北海道の名産品をネットでお取り寄せする

 

⑤ 航空券の「復興割」を利用して観光する

 

 

といった内容です。意識して道産食材を選ぶことなら、わたしでも気軽にできそうです。

 

北海道って、遠く感じられるかもしれませんが、羽田または成田空港から新千歳空港までの飛行時間は、1時間30分程度です!LCCを利用すれば安く行けます。

北海道は広いです。ほとんど無傷の地域もあります。震災直後は観光を自粛する雰囲気がありましたが、是非、遊びに行ってください!美味しいものを食べて、ゆっくりしてください。

 

以上、北海道の地震についてのレポートと、わたしたちにできることのまとめでした。

 

再び、旅行記に戻ります。

 

mizubelog.hatenablog.com