3日目 12月17日(火)
初ドイツ!
ニュルンベルクを歩いています。思っていたより都会。はじめて来た町とは思えない馴染み感!
鉄道オタクではないはずなんですけど、潜在的な可能性を秘めているというか、乗るのも撮るのもなんとなく好きなので、ドイツでも鉄道博物館に来ちゃいました。カフカ展はTさんの要望でしたが、ここはわたしの要望です。
日本(埼玉)の鉄道博物館の記事はこちら。
13時45分、DB博物館に到着。コインロッカーもクロークもありません。しまった!
受付のおじさんはすごく真面目で厳格そう。「スーツケースはそこに置いておきなさい」と言われたけれど、受付の目の前の空きスペースに放置するのはさすがに心配……。
宿にまだチェックインできない時間だったので、一旦ニュルンベルク駅に戻ってコインロッカーにスーツケースを預けて、もう一度改めて来ようかなと思ったら、受付のおじさんが内線をつないで「ちょっとまって(A moment)」と言い、特別に荷物を事務室に置かせてくださいました! なんて親切!
おかげさまで身軽に見学できます。ありがたい……!(*_ _)
ここ、ニュルンベルクはドイツ鉄道発祥の地。1835年にドイツで初めて鉄道が開通したのはニュルンベルクとフュルト間だったそうです。ちなみに、日本初の鉄道路線である新橋駅から横浜駅間が開業したのは、その37年後の1872年です。
1848年の三月革命……世界史勉強してから見直します^^;
「写真撮ってるね」「あれは日本人だわ」って、同じフロアにいた欧米の観光客から言われた気がする^^; 気にしていられない^^;
果てしない線路開通作業……。
これ、なんだっけ。ファッションに関する展示だったかな。
1800年代のドイツの汽車。
暗めの緑や赤の車輪がめちゃかわいい!
DBが誇る高速鉄道、ICE(インターシティー・エクスプレス)の模型。日本で言うところの新幹線です。
超豪華。バイエルン王ルートヴィヒ2世のための専用車両だそうです。ごめん、誰。
鉄道の歴史を押さえれば、その国の近代史もちょっとわかる!
ということは、
あぁ、きちゃったよ、
1945年……。
"Special Trains into Death"
ユダヤ人輸送列車に関する資料展示も……(._.)
世界大戦終結後は、
東西に分裂されるのだった~。
西ベルリンだけでフランス、イギリス、アメリカに分割されていたのは知らなかったです(1990年まで)。黄色はソ連領で、ピンクはポーランドです。
見れば見るほど暗い気持ちになる展示コーナーも終わり、鉄道模型のコーナーへ……。
他の観光客、けっこう歴史のブース飛ばしてたなぁ。
技術の進歩の紹介コーナー? 空間把握が難しい。紐と照明による演出。
鉄道ジオラマ
鉄道ジオラマショーが行われるとのことだったので、みました。
あ、この方は! わたしたちがDB博物館に入るとき、荷物を預かってくださった方です。受付のおじさんが内線を繋いだ相手方で、事務室にスーツケースを入れることを快く許可してくださいました。その方がこの回の鉄道模型のオペレーターでした!
スイッチを切り替えることで次々と電車が動き始めます。無言で装置を操作する様子がまるで指揮者のようで、なんだか格好良かったです。
ショーの後半は、ジオラマではなくおじさんを見ていたといっても過言ではないでしょう。
ジオラマショーで心が温かくなりました。
スーツケースを受け取ります。カウンターの方でも、オペレーターの方でもない、怖そうなおじさんが担当でした。眉から鼻にかけての深い彫り、眉間に刻み込まれた皺が印象的な、大変いかめしい顔の方でした。事情を説明して事務室を開けていただきました。
スーツケースを受け取ったとき、発音がわからなくて自信がなかったけど、
「Danke!」
と伝えたら、ニコッと笑って
「Good!」
と褒められました☺️ まさに、破顔一笑! その国の言葉で気持ちを伝えることで、こんなにも喜んでもらえるなんて。もっとドイツ語を知りたくなる出来事でした。
おまけ
今回の旅で覚えたドイツ語
Danke ありがとう
Danke schön 本当にありがとう
Bitte Please
Bitte schön どういたしまして
Frohe Weihnachten メリークリスマス
Frohes Fest Happy Holidays
bahn 列車
Autobahn 高速道路
Hauptbahnhof 中央駅
platz 広場
ausgang 出口
eingang 入口
2 zwei ツヴァイ
覚えようとして覚えられなかったドイツ語
英語で言っていたために使わなったドイツ語
Ja ヤー はい
Nein ナイン いいえ
Guten Morgen おはようございます
Guten Tag こんにちは
Grüβ Gott グリュスゴット こんばんは
Auf Wiedersehen アウフ・ヴィーダーゼーエン さようなら
Tschüβ チュス さようなら
Nein Danke No, Thank you
Entschuldigung エントシュルディグング Excuse me
0 null
1 eins アインス
3 drei ドライ
4 vier フィーア
5 fünf フュンフ
6 sechs ゼクス
7 sieben ズィーベン
8 acht アハト
9 neun ノイン
10 zehn ツェーン
2はもともと知ってたけど、がんばっても0と1くらいしか記憶を保持できない……。これはもう、二進法で生活するしかないですね。嘘です。
つづく