3日目 12月17日(火)
大寒の日にクリスマスの記事をお送りします。
ついに、世界一のクリスマスマーケットに来ました!
わたし的には今回の旅のメインかもしれません!
かなりわくわくしております~^^*
なかなかの混み具合。全体の様子を先にお見せします~
美味しそうな食べ物や、お菓子、雑貨を見て周り、18時05分、行列のできる肉料理の屋台に並びます。
なんの料理かわからないけど、めちゃくちゃいい匂いするし、行列ができているから味の保証はされていると思う!
黙々と写真を撮っていたら
「写真を撮るならここがいいわよ」
「わたしたちはもう食べ終えたから、こっちで食べなさい」
とドイツ人っぽい人に言われました。やさしい!
写真撮影にバカ夢中なアジアの小娘にここまで優しくしてくれます!?
屋台の横側についている、狭いカウンターでぱくぱく食べました。
パンと本格ビーフシチューでした! 赤ワイン多め。チリペッパーの味がします。
牛肉が串刺し。どう食べても手がベタベタになります。
これで€5(=¥609)でした。日本の屋台料理価格の相場とだいたい同じね。
続きまして、ニュルンベルガーソーセージを3本挟んだバーガー! €3.5(=¥426)です。ちょうど人差し指、中指、薬指くらいのサイズのソーセージ。例えが微妙だな。お好みでケチャップやマスタードをかけて食べます。これ、すっごい美味しかったな~
ドイツのクリスマスマーケットではグリューワインと呼ばれるホットワインが定番です! ニュルンベルクでは一杯€6(=¥731)。うち€3はマグカップのデポジット料です。マグを返却すれば€3戻ってきますが、€3=¥365ですよ。こんな可愛いマグ、持って帰りますよね!
プラハのクリスマスマーケットでもグリューワインは売られていましたが、マグではなく使い捨て容器に入れられていました。ニュルンベルクでは前年度のマグも取り扱われており、数種類のデザインを見かけました。2019年版は群青色にゴールドのデザインがあしらわれたシンプルな細長マグでしたが、わたしたちは敢えて2017年のルター版を選びました。
わたしは「各都市でグリューワインのマグを集める!」と意気込んでいましたが、どうも味が苦手……。甘すぎるんです(涙)暖かくて甘い赤ワイン。
▶ さむい!
▶ これ飲めば温まる!
▶ おえー
の繰り返しでした_(:3 」∠)_
19時18分、どうにかグリューワインを飲み終え、教会前のステージで合唱を聴きました。Christmas Eve(sarajevo 12/24)などを歌っていました。 パッヘルベルのカノンに感動。アンコールもあり、映画『天使にラブソングを』の「I will follow him」を2回歌っていました。すごく良かったなぁ。
長時間立っていたため、足先から冷えてきました。わたしはニュルンベルクのクリスマスマーケットを一望できる場所をきょろきょろ探していたのですが、どうやら特定のグリューワイン屋さんのテラス席以外、見下ろせる場所がない模様。
というわけで、景色を見るため、写真を撮るために、苦手なグリューワインをもう一杯買いました(涙)€6(=¥731)の出費。やってることが阿保くさいなぁ!苦笑
半分飲んだところで「無理だわ、これ」と諦め、宿に着いたら流して捨てようと思い、マグを右手に持って、歩いてホテルに戻りました。
どうやらその途中でグリューワインをコートに零しながら歩いていたようです。ガン萎え。キャメル色のコートに赤ワインが流れて着色し、事情を知らない人が見たらまるで血まみれのよう。宿に着きましたが、部屋の鍵の調子が悪く、なかなか開きません。あぁ。
何度も試してどうにか解錠。部屋の中へ。コートについたワインは、シャワーで流したらすぐにとれました。よかったぁ!
ニュルンベルクのクリスマスマーケットは、食べ物あり、雑貨ありで、日本の夏祭りのような活気でした。1,500円使ってグリューワインを1.5杯飲み、ワインが少し嫌いになりました。
一時的なワイン嫌いは帰省したらすぐに治りました。ワインは好き、グリューワインは苦手。年末年始は小樽の白ワインをがぶがぶ飲みました。美味しかったです。
※後日談※
グリューワインの味は都市によって違うそうで、ニュルンベルクのものはクセ強めなのだそうです!(涙)ミュンヘンの方がおいしいと聞きました。なので、わたしのように「グリューワイン=不味い」の先入観は、どうか持たないでくださいね。
つづく