2019年8月6日(日)
2時15分就寝、5時55分起床。
本八戸から港へ行く手段は3つ。
ひとつは、シャトルバス。ただし、一本しかない。わたしの乗船時刻は13時なのに、7時半前のバスに乗って、港で長い時間を潰さなければならない。
ふたつめは、電車と徒歩。港の最寄り駅まで電車で行き、そこからスーツケースを引きずって5km歩かなければならない。朝市には間に合わないので、これといった楽しみもない。
最後は、タクシー。おそらく2,000円かかる。
シャトルバスに乗ろう。
5km歩くのも、お金を払うのも、いやだ!
慌てて朝食をかき込み、ノーメイクでバス乗り場へ。港に着いてから手続きまで4時間半、船に乗ってから8時間と、時間は無限にあるので、お化粧はどこかですればいいや……。
7時21分、シルバーフェリーシャトルバス乗り場到着。
7時26分、無事乗車。あ、有料なのね。
7時50分、フェリーターミナル到着。
大きい......!船も港も。
乗船手続き開始時間まで、読みきれずに持ってきた日経新聞(就活のために購読して今は退会した)を読んで、捨てて、荷物を減らそう……。
興味はなかったが、テレビで甲子園が始まったので見ていた。高校球児を見て、今までは「自分と同じくらいの年の人が頑張っている!大人っぽい!」と思っていたのが、だんだん「若い〜青春〜!」と思うようになってきてしまった。開会式の挨拶長っ!
八戸学院光星が1回表でいきなり満塁ホームラン!!甲子園って、何が起こるかわからないから、おもしろいな〜。(履正社高校優勝おめでとう!)
11時40分。
埠頭を見ながら生姜焼き定食を食べ終える。
旅が終わる感傷的な想いはなく、
帰ったら実家のソファでゴロゴロできる!
やったー、わーい!みたいな気持ち。
11時57分。
乗船開始〜。港の雰囲気が全体的に
自動車教習所に似ている。アナウンスとか。
さわやかだなー。
湿度がグッと下がった気がする。
岩手や、それ以南の県より。
あれっ!
すごく立派じゃない!?
エスカレーターで乗船するとは思わなかった!
部屋までの道。
ビューシート!
泊まるわけではないので、個室ではなく、眺め重視の席を選びました!
こちら、横の風景じゃなくて、先頭の、真正面の風景です!
一席分しか取っていないけど、
隣誰もいないので二席使ってます。
部屋じゃん!
ほぼ部屋じゃん!
ここで生活できてしまうなぁ。
わたし以外には若い夫婦が1組いただけで、
この空間がほとんど貸切状態!!!
探検しよー。
ロビー!
2階。
ビューシートとらなくてもビュー楽しめるんだなぁ〜
船内でかくれんぼができるくらい、
コナンの舞台にできそうなくらい、
とても広いです!!
一旦デッキに出て港の景色を確認してから部屋に戻りました。
学生が帰省で船に乗る船って、なんかこう、
慎ましい感じの航海を想像していたんですよ。
だってさっきまで、八戸港の前で
妹と母親が手を振って、お兄ちゃんの船出を
見送る姿とか見てましたからね。
全然ちがうの!
想像の遥か上をいった!
ビューシートはコンセント使い放題だし、
マッサージチェアも15分100円で使えるみたい!
お風呂も14時までは入れるみたいだけれど、面倒なので入りません。
ビューシートは学生料金で20%OFFになり、¥6,250でした!仮に鉄道を使ったら追加料金で¥6,000はかかったし、1日で到着しなくてもう一泊分の宿泊費と食費がかかっただろうから、フェリーを選んだのは良い選択!
今日は日がな一日
ゆっくり本を読んで寝て
写真整理をして帰ります💕
13時07分、出港ー!
優雅だ〜〜〜🍷優雅な帰省〜〜🍷
いろはすとしっとりチョコじゃ、ちょっと物足りない……。
と思っていたところ、
「未成年者の飲酒防止のため、酒類の販売は14:00で終了します」
という放送が流れたので、船酔いを覚悟してまず1本。
もう1本。キンキンに冷えてます。
アサヒのスーパードライかキリンの氷結しかないので、氷結。
旅のお供。
概略『奥の細道』。地図付き。
と、『1Q84』。
旅に携帯するのに絶対不向きな厚み。
(結局、というかやっぱり、読まなかった)
寝たり、本読んだり。
船で横になると気持ちいいなー。
先は霧?天気悪いなぁ。
2018年にヨーロッパに行く前に「これが人生のピークかも」と思っていたけれど、帰ってきたら「よし!がんばろう」と思えましたし、全然ピークじゃありませんでした。それから思いがけない嬉しいこと、楽しいこと、たくさんありました。
今回のみちのくの旅も、もうすぐ終わるけれど、この後も楽しいことはまだまだあるはずです!
ゆっくりと、ゆるく、いきましょう~。