【世界遺産】紅葉の日光 2019
先日、はじめて日光に行きました。
遠方から上京し、まだ一度も日光へ行ったことのない首都圏の大学生は、来年こそ秋休みを利用して訪れるべし。
もちろん、大人も、訪れるべし!
華厳の滝(けごんのたき)
① 快晴 ② 土曜日 ③ 紅葉ピーク
という三大混雑条件を満たしておきながら奇跡的に渋滞に巻き込まれることもなく、東武日光駅から奥日光までスムーズにバスでやって来ました。
中禅寺温泉バスターミナルから歩くこと数分、落差97メートルの見事な瀑布が姿を現しました。ゴオオォォォッと水しぶきを撒き散らしながら豪快に流れ落ちています。
日光グルメ 其の一 「すいとん」
華厳の滝付近の屋台で軽食を。
ホットフードは命の源です。
男体山(なんたいさん)
標高2,486mの活火山です。二荒山(ふたらさん)神社の御神体で、山頂には長さ3.5mの刀剣が突き刺さっています。修験道の高僧である勝道上人(しょうどうしょうにん)が782年にはじめて登頂し、その2年後に寺院を建立して日光山を開山したそうです。
中禅寺湖
男体山を右手に眺めながら歩くこと数分、中禅寺湖にやってきました。
この穏やかな湖が華厳の滝に繋がっているらしいのだけれど、どうにも想像し難い。水がきれい。
日光グルメ 其の二 油源の「ゆばちらし」
日光名物を味わい尽くそう。薄く柔らかな京都の「湯葉」に比べて、日光の「湯波」は厚みがあるそう。油源(あぶらげん)というお店のゆばちらしセット、1,250円!
湯波はもちろん、紅葉の形をしたかまぼこがおいしかった!
神橋(しんきょう)
300円払えば渡れるそうですが……想像で充分。
日光東照宮へ
標高634メートルからの景色。スカイツリーと同じ高さにいるという実感は全く湧きません〜
猿の一生
閉門時間ギリギリ参拝! 今日は何かとツイています。かの有名な三猿はこちら。
お猿の装飾はひとつながりでお猿の人生を表現しているそうです。お猿の装飾がない面は、やたらとシンプル。
左側の猿は、中央の猿の背中に手を当てている。友達を慰める、或いは励ましているように見える。
解説に微塵も共感できなかった。眼力強すぎ!
陽明門
1636年に建造された東照宮を代表する建造物。
徳川さん、権力を以って、本気出し過ぎです。
「日光の社寺」(東照宮/二荒山神社/輪王寺)は
① 高い芸術性
② 優れた建築景観(権現造り様式の完成形であり、その後の神社建築の規範となった)
③ 周囲の自然環境と一体となってつくり上げられる景観が日本特有の神道思想と密接に関連している
という点で評価され、1999年に世界遺産に登録されたようです。
一旦、境内を出ました。
日光グルメ 其の三 日光珈琲 御用邸通店
東照宮の喧騒から離れ、しんと静まり返った道を歩き、こっちで合ってるのかなぁと思いながら歩いていたら、ありました、日光珈琲!
「穏やかながら、チョコレートのような甘み」という説明が気になり、「ブラジル・ブラジル!」という名前のブレンドコーヒーを注文。外は冷え込んでいます。温かい飲み物で一息。
二荒山神社
時間がなくて日中に参拝しなかった二荒山神社へ! 紅葉ライトアップの期間中だったため、夜でも境内に入ることができました。
真っ暗の中、雅楽が流れ、紅葉ライトアップというより「行く年来る年」感。境内では結婚式が行われており、付近では願い事の書かれた短冊が吊るされた笹の葉も見かけました。夏なのか、秋なのか、冬なのか?
鳥居をくぐって神社を出ました。足元には弱々しい光の行燈が等間隔に並べられていましたが、紅葉ライトアップのために設置されたスタジアム級の眩いナイター照明で趣も何もあったものではありません。それはそれで面白い。
五重塔
再び東照宮方面へ。陽明門側は閉鎖されていて入れませんでした。五重塔を撮りまくる。
月と紅葉と輪王寺(りんのうじ)
手ブレ覚悟でパチパチ撮りました。
夜の紅葉撮影には三脚が必要。
花札的配色。
建物内には仏像が三尊いらっしゃいます。
ストーブで暖をとることもできます。
逍遥園(しょうようえん)
紅葉ライトアップらしい風景を求めて逍遥園へ。入場料は500円。
池に映る紅葉の美しさに息をのみました〜
バッテリーが切れる最後の最後まで撮る!
日光グルメ 其の四 さかえやの「揚げゆばまんじゅう」
冷え切った身体を屋台めしで温めよう!
「マツコの知らない世界」で紹介されたという「揚げゆばまんじゅう」。塩と甘い餡子が互いに引き立て合い、大変美味しゅうございました。ゆばの存在はわからなかったけど!
隣のお店で売られていた焼きそばも、太麺で美味しかったです◎
以上、紅葉の日光でした。秋を満喫!!