「オランダ行ったよ」と言うと
「え、風車?ww」とよく聞かれますが、
オランダは風車だけじゃないぞ!!
運河、絵画、建築、自転車、酪農、ハイテク農業、麻薬、飾り窓など、いろいろあるんだぞ!
……とはいえ、風車も見に行きました。風車は国中のあちこちにありますが、どうせなら世界遺産のものを見たかったので、郊外に行きました。
朝は小雨が降っていました。日本でもイギリスでもオランダでも、どこに行ってもキジバトは鳴いています。ホテルから最寄りのバス停までの道も見慣れてきました。
わたしが旅行をしたのは9月の上旬です。ユトレヒトで出会ったHさんが「オランダの樹はこの時期でも新緑みたいな色をしていますよね」と言っていたことを思い出しました。
ユトレヒトは、ミッフィーの作者であるディック・ブルーナさんの出身地です。
通学路の表示にもイラストが使われています。自然に使われていて可愛い!
11時30分、ユトレヒト中央駅からキンデルダイク行きのバスに乗ります。キャリーケースを持った観光客らしき人がちらほらいます。日本人も数人います。
田園風景をゆっくりと行きます。
バスの眺めがすごく良いです。
窓の外の風景はあまり撮っていません。キンデルダイクに到着すれば写真はいくらでも撮れるだろうから、今ははただ風景を楽しもう、と思っていたからです。
伝統的な風車を見る前に、近代的な風車を見かけました。
いつの間にか小雨は止みました。
少し、曇り。この天気がずっと続いてほしいなーと思いました。
教会と煉瓦造りの建物が見えてきました。小さな町を通過します。
バスに乗っている間「キンデルダイクには魔法がかかってるんじゃないか?」と真剣に思い込み始めました。同じバスに乗っている、これからキンデルダイクの風車を見に行こうとする人たちは、みんな優しい人なんじゃないかと思いました。
キンデルダイクには、ハイクオリティなオリジナルのアプリがあります。
このアプリでは、キンデルダイクの地図を確認することができます。
風車内の見学やボートツアーなど、各種アクティビティについての情報も確認できます。
12時40分、とうとう目的地に近づいてきました!風車が見える!
13時になりました。キンデルダイクに着きました。
団体客ばかりじゃないか!
皮肉なことに、キンデルダイクよりも、そこに向かうバスの中から窓越しに見た風景の方が好きでした。穏やかだったし、「これから行くんだ!」とわくわくしたので。
わたしは一体、何しにここへ来たのだろう?写真を撮りに来たんだっけ?
人が写らないように撮っているので、写真だと穏やかに見える
わたしが訪れた2018年9月9日は「世界遺産の日」で、前日は「オープン・モニュメント・デー(Open Monument Day)」でした。
キンデルダイクの風車は通常固定されていて回りませんが、1年の中で5月の第2土曜の「風車の日」と上記の2日間だけは、1740年頃に造られた19基の風車がいっせいに回されます。その風景を楽しみにしていたのですが、実際に周っていたのは2基だけでした。たぶん2基だけなら、いつでも回っているんじゃないかな。うーん。
回ってる風車の方へ行ってみましょう~
うはぁ!風が強い!羽根がバッサバサ回っています!!大迫力!!
キンデルダイクは、暖かかったです!
風が吹いていて、気持ちいい!
風車内を見学!!
小中学生の頃よく遊んだ『牧場物語』の風車での製粉作業が蘇ってわくわく!
▼遊んだシリーズ
小物かわいい~!
風車の仕組みの解説。
風車の中めちゃくちゃ楽しい!!!
うはぁぁ~
ズーム!
風車出ます。木靴かわいい~
モネの絵みたい!ブルーシート巻かれてるけど!
14時半です。暖かいを通り越して、暑いな?
予約していたボートツアーに向かいます。
沼地をパチャパチャ行く感じかと思ったら、ちゃんとした小川を進むタイプでした。いい感じ。
羽根を固定されて黙って佇む風車、まるで死んでいるみたい。
キンデルダイク、すてきだったけど、景色に癒されはしなかったな。
人多いし、疲れた!
でも、行ってよかった!です。