カナダ留学小話⑤

映画

カナダではよく映画を観た。家の地下室では何本もクリスマス映画を見た。2か月で7本は観た。クリスマスプレゼントは、サンタではなくエルフによって、世界中の子どもたちに配達されることを知った。

映画館にも何度か連れて行ってもらった。「マイティ・ソー2」「ホビット第2部」いずれも1作目を観ずに観た。アクションものは英語が分からなくても、視覚情報だけで大よその内容を理解できるので、わりと楽しめた。

印象的だったのは「The Secret Life of Walter Mitty」。邦題は「LIFE!」という。「ナイトミュージアム」でお馴染みのベン・スティラーが主演と監督を担っている。

ホストファミリーは離婚していて母子家庭だった。親同士が会うことは決してなかったが、父親の家には度々おじゃました。宿泊もした。

この「LIFE!」という映画を、子どもたちと父親、新しい奥さんというメンバーで観に行った。一言で言えば典型的な冒険映画だが、主人公の白昼夢や妄想の場面が混ざる。皆は観た後「ふつうじゃない!かっこいい!」などと言っていたが、わたしは内容が理解できなかった。でもなんか、いいなと思った。

帰国後にTSUTAYAで借りて自宅で観て、映像と言葉の意味が一致した。「すごくいい映画だったね!」とあの場で共有できなかったのは残念だが、わたしはこの映画が大好きだ。

 

mizubelog.hatenablog.com

 

グリンチ

現在公開中の映画『グリンチ』は、1957年に出版された絵本『いじわるグリンチのクリスマス』が原作だ。

 

グリンチ

グリンチ

  • 作者: ドクター・スース,Dr.Seuss,いつじあけみ
  • 出版社/メーカー: アーティストハウス
  • 発売日: 2000/11
  • メディア: 大型本
  • クリック: 9回
  • この商品を含むブログを見る
 

 

1966年には26分の短編アニメ映画がテレビで放送された。

How the Grinch Stole Christmas! (TV special) - Wikipedia

 

www.youtube.com

 

2000年にはハリウッドで実写化された。主演を務めるのはジム・キャリー。

特殊メイクはメイクアップ部門でアカデミー賞を受賞した辻一弘さんが手がけている。


『グリンチ』は北米圏では誰もが知る国民的キャラクターなので、しばしばパロディ化される。下の動画は海外ドラマ『Glee』のワンシーン。悪役の先生がグリンチに扮して、合唱部の部室を荒らしまくっている。

 

www.youtube.com

 

そしてこれが、2018年版の『グリンチ』だ。曲が現代風にアレンジされている。

日本語吹替のグリンチ役は、大泉洋さんが担当している。

 

www.youtube.com

 

来年のクリスマスシーズンにレンタルして観ようと思う。

 

mizubelog.hatenablog.com