映画
カナダではよく映画を観た。家の地下室では何本もクリスマス映画を見た。2か月で7本は観た。クリスマスプレゼントは、サンタではなくエルフによって、世界中の子どもたちに配達されることを知った。
映画館にも何度か連れて行ってもらった。「マイティ・ソー2」「ホビット第2部」いずれも1作目を観ずに観た。アクションものは英語が分からなくても、視覚情報だけで大よその内容を理解できるので、わりと楽しめた。
印象的だったのは「The Secret Life of Walter Mitty」。邦題は「LIFE!」という。「ナイトミュージアム」でお馴染みのベン・スティラーが主演と監督を担っている。
ホストファミリーは離婚していて母子家庭だった。親同士が会うことは決してなかったが、父親の家には度々おじゃました。宿泊もした。
この「LIFE!」という映画を、子どもたちと父親、新しい奥さんというメンバーで観に行った。一言で言えば典型的な冒険映画だが、主人公の白昼夢や妄想の場面が混ざる。皆は観た後「ふつうじゃない!かっこいい!」などと言っていたが、わたしは内容が理解できなかった。でもなんか、いいなと思った。
帰国後にTSUTAYAで借りて自宅で観て、映像と言葉の意味が一致した。「すごくいい映画だったね!」とあの場で共有できなかったのは残念だが、わたしはこの映画が大好きだ。
グリンチ
現在公開中の映画『グリンチ』は、1957年に出版された絵本『いじわるグリンチのクリスマス』が原作だ。
1966年には26分の短編アニメ映画がテレビで放送された。
How the Grinch Stole Christmas! (TV special) - Wikipedia
2000年にはハリウッドで実写化された。主演を務めるのはジム・キャリー。
特殊メイクはメイクアップ部門でアカデミー賞を受賞した辻一弘さんが手がけている。
『グリンチ』は北米圏では誰もが知る国民的キャラクターなので、しばしばパロディ化される。下の動画は海外ドラマ『Glee』のワンシーン。悪役の先生がグリンチに扮して、合唱部の部室を荒らしまくっている。
そしてこれが、2018年版の『グリンチ』だ。曲が現代風にアレンジされている。
日本語吹替のグリンチ役は、大泉洋さんが担当している。
来年のクリスマスシーズンにレンタルして観ようと思う。