その場の思いつきで友だちと「サッポロビール博物館」に行きました!
さっぽろ駅や大通周辺から直通バスが運行していますが、わたしたちは地下鉄東豊線の東区役所前駅で降り、歩いて行きました。
「麦とホップを製すればビイルとゆふ酒になる」
来園者数3500万人達成の超有名観光スポットですが、はじめて来ました!!
館内見学
サッポロビール博物館は2種類の見学方法があります。
1つ目は自由見学。なんと、入場無料!11:00~20:00(入館は19:30まで)の間、館内を自分のペースで自由に見学できます。
2つ目は有料のプレミアムツアー。プレミアムという名前がついていますが、大人500円で気軽に参加でき、詳しい解説を聞きながら見学できます。所要時間は50分。11:30~17:30の間、30分毎に行われています。「サッポロビール生ビール黒ラベル」と「復刻札幌製麦酒」を1杯ずつテイスティングできます。
17時に到着したときにはプレミアムツアーの受付は終了していたため、わたしたちは自由見学で館内を巡りました。
巨大煮沸窯から見学スタート!
開拓使が設置された7年後に麦酒醸造所が完成し、すぐにビールづくりが行われ始めているので、サッポロビールの歴史を知れば、自ずと北海道の歴史も学べるようになっています。
北海道の歴史(一部抜粋)
1868 ロシアに対する防御のため、明治新政府が北海道開拓を決定
1869(明治2年) 開拓使設置
1876 麦酒醸造所完成
1877 札幌ビールの初出荷
1889 北海道炭礦鉄道株式会社(北炭)設立
1892 北炭が夕張炭鉱の採炭開始
1894~1895 日清戦争
1904~1905 日露戦争
1914~1918 第一次世界大戦
1918 北海道帝国大学開校
1941 太平洋戦争勃発
1942 北海道新聞創刊
1939~1945 第二次世界大戦
1949 過度経済力集中排除法の適用を受け、大日本麦酒が日本麦酒(のちのサッポロビール)と朝日麦酒の2社に分割
1950 第1回さっぽろ雪まつり開催
1972 冬季オリンピック札幌大会開催
※追記※ 上記に加えて、NHKの北海道150年記念ドラマ『永遠のニシパ ~北海道と名付けた男 松浦武四郎~』で学びを深めました。
初期のポスター。妙になまめかしい。
画面の見えない部分に男性の存在が感じられ、なんとなく好きになれない。
時が経ち、イラストから写真に。赤い服の女性がとても綺麗!
だんだん渋くなっていく。男は黙ってサッポロビール。
そして現在。TOKIO松兄は札幌市出身。
かわいい広告。
「ミュンヘン・サッポロ・ミルウォーキー」って、世界からそう称されていたのではなくて、サッポロビールが自分で広告コピーとして謳っていたのか!?そういうことなのか?
ホップの香りを嗅いでみた。ビールに苦味と爽快な香りを与えるもとです。
いざ、試飲
館内見学を終えました。
1階のスターホールで試飲します。
落ち着いた雰囲気ですね。
3種類のみくらべセット(800円)を注文。
コメダ珈琲みたいな、豆のおつまみ付き。
右から順に「開拓使麦酒」「サッポロクラシック」「サッポロ生ビール黒ラベル」です。
黒ラベル、とても飲みやすくて美味しくて、好きになりました。
開拓使麦酒は、重いなぁ~、力強いなぁ~、と思っていたのですが、いくらかお酒を飲んだあとに飲むと、美味しく感じられました。
以上、サッポロビール博物館でした!満足〜♩