散歩から帰ってきてC先生はFくんを寝かしつけ、夕食を作ってくれました。この日、旦那さんは友だちの家で飲んでくるということで、不在でした。気を遣わせてしまったかなぁ。
「Gin O'Clockしよう!」
わたし「えっ!なに?」
C先生「そういう言い回しがあるんだよ^^」
C先生「Beer O'Clockでも、Wine O'Clockでも、何にでも使える言葉だよ♩」
そう言って、レモン入りのジン・トニックを作ってくれました。
「「かんぱーい!」」
夕食を食べながらお酒を飲み、いろんな話をしました。
わたし「ありがとうC先生、楽しかったよ」
C先生「わたしも楽しかったよ」
この2日間で絶対に疲れているはずなのに、まっすぐ目を見てそう言ってくれて、とても嬉しかったです。
わたし「C先生のおかげで、ロンドン以外のイギリスの素晴らしい場所を知れたよ」
伝統的な料理にもたくさん挑戦させてくれてありがとう!すべて美味しかったよ。
わたし「C先生の生き方を、尊敬してます」
お酒が入っているからか、正直で饒舌になってます。
C先生「ありがとう。みんな『わたしにはできない』って言うよ」
C先生と話しているうちに、柔軟に物事を考えて、可能性を信じていれば、何でもできる気がしてきました。自己啓発的なことを言ってるんじゃなくて、本気でそう思いました。
その後は、ソファに移って飲み続けました。
20時前から23時過ぎまでの間に、ジン・トニック二杯とニュージーランドの白ワインを二杯いただきました。
おつまみは、ソルト&ビネガーと、ワサビ&ジンジャーのチップスです。塩と酢のポテチと、山葵と生姜のポテチと言い換えると、一気にシンプルになりますね。この写真は夕食前に撮ったもので、Fくんが少し写っています。
その後は、2年間にわたる自転車の旅のロードムービーを見せてくれました。旦那さんの編集技術に脱帽。ふたりとも、かっこよかったー!
「すごく大変だったでしょ?」
「仕事も子育てもなくて、毎日キャンプしてるだけだったから楽だったよ」
「雨とか日焼けとか大変じゃない?」
「雨は嫌だった^^;日焼けは、日焼け止め塗っていたから、大丈夫!」
「ずっと一緒にいて喧嘩しないの?」
「喧嘩はないよ!わたしが機嫌悪くなっても、向こうが無視するから笑」
一番キツかったのは、タジキスタンとキリギスタンの間だったそう。標高4,000mを超え、何もなくて、酸素が薄い。本当に大変だったそうです。
信じられないことに、イタリアとフランスを通過しているときには既に、お腹の中にFくんがいたというのです!自転車旅行しながら検査を受けるという。すごい…!
中国で見たジャイアントパンダの動画も見せてくれました!
C先生「パンダって、酔っ払いの人間みたいな動きするよね!」
「旅行中は、旦那がくれた、革のカバーの三年日記をつけていたんだー」
「すごく小さい文字で書いたから、歳取ったら読めなくなるかも笑」
と言っていました。すてきですね^^
「そろそろ寝ますか」
「おやすみ」
「おやすみー」
そう言って、わたしたちは寝ました。
最高の夜でした。