15時半に再び家を出て、散歩しました。
午前中はあんなに晴れていたのに、夕方になると雲がでてきて寒くなってきました。
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住宅街を抜けて、海沿いの道を歩きます。
リクライニング・バイク(Reclining Bike)という、椅子に座ったまま漕ぐような自転車に乗っているおじさんを見かけました。フランスに多いスタイルだそうです。
C先生は結婚式前、減量のために毎日この道と家を往復して走っていたそうです。
そして旦那さんは現在も毎朝、この道を自転車で通って通勤しているそうです。12マイル≒20km。ストイックだ~!
ワージングは、大都市のブライトンから電車で30分のところにあります。
C先生曰く、今から30年以上前のワージングは、定年退職した人が多く引っ越してきて、そのまま老後を過ごして生涯を終える場所であったことから「Dead Town」なんてあだ名で呼ばれていたそうですが、今では若い人やファミリー層も増えてきて、便利なお店や美味しいレストランが増えたそうです。ブライトンは物価が高いため、郊外のワージングに住んで通勤する人が多いそうです。
桟橋です。
桟橋って、無性にワクワクする!
めちゃめちゃ寒いです。
風がビュービュー吹いています。
わたし「ワージングの海の色、好きだなぁ」
C先生「え?今は潮が引く時間だから、海底の泥が混ざって濁っているのに?」
わたしは完全にワージングが気に入って、このあと小さなお土産屋さんで同じ風景のポストカードを買いました。 こんな街に住みたいなと思いました。
戻ろう、戻ろう。風邪ひく寒さだ、これ笑
街の方へと歩きます。
歩いている途中、C先生はFくんを乗せたベビーカーを押しながら、一軒の飲食店を指して「プロポーズされた日、プロポーズされる前に、このお店で食事したんだよ~」と教えてくれました。今日一日で、C先生と旦那さんにとっての大切な場所を、たくさん知りました。
帰宅後、C先生は結婚式のときの写真を見せてくれました。その写真は、実は高校のときにも見せてもらったことがあります。そのときも「わぁ」と思いましたが、二人が日本から自転車で帰国し、昔も今もこの街で暮らしているんだ、ということが分かってから改めてその写真を見ると、一層輝かしく見えました。
20年しか生きていないわたしには到底理解し得ない、愛の深さを感じました。二人は、心の深いところで愛し合っている。それは、C先生と旦那さんの夫婦に限らず、うちの両親もそうなんだろうと思います。
あ、まだ散歩は終わってないですよ~
駅の近くで本物のトーマス・クック社を見たとき、衝撃が走りました。
この会社は、世界最初の旅行会社です!!
その後は、C先生が「靴を買いたい」と言って、何軒かお店に寄りました。2軒目で気に入った靴が見つかりました。赤いパンプス。妹さんの結婚式に履いていくそうです。
スーパーで夕食の食材を買い、18時過ぎに家に帰りました。
寒かったけど、楽しい散歩でした!