アルヴァ・アアルト もうひとつの自然 @東京ステーションギャラリー

2019年4月6日、東京ステーションギャラリーで開催されていた、アルヴァ・アアルト展に行きました。アルヴァ・アアルトは、フィンランドを代表する建築家・デザイナーです。

 

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アアルトは、人々の暮らしをより豊かにしたいというヒューマニズム的発想から、フィンランドの豊かな自然のなかに見られる有機的なフォルムを設計やデザインに採用。彼の作品は、周囲の環境との親和性や空間と光の調和のなかに、「もうひとつの自然」が現れるような印象を与えてくれる。

https://www.axismag.jp/posts/2019/02/115726.html

  

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アアルトの生涯(Alvar Aalto 1898~1976)

 

1898年2月3日:生誕

1921年:ヘルシンキ工科大学卒業

1922年:兵役

1924年:アイノ・マルシオと結婚

 

新婚旅行

新婚旅行でアアルトは初めてイタリアを訪れ、ルネサンスの建築からインスピレーションを得る。その影響は、初期のアアルトの作品に反映されている。

【関連】1917年にロシアから離れ、独立した国家となったフィンランドでは、1920年代から30年代にかけて新たな教会建築が増加したが、これは国としての明確なアイデンティティと西欧の文化への強い結びつきを求めたことによるものと考えられる。

 

1928年~1933年:パイミオのサナトリウム

1932年:アームチェア41パイミオ

★アアルトの家具は1933年にパイミオのサナトリウムのために製作した椅子から広く知られるようになった

 

1934年:自邸設計

1935年:アルテックを立ち上げる

1937年:ティー・トローリー900(車テーブル)

1937年:ヘルシンキのレストラン・サヴォイのためにデザインをより洗練させた、サヴォイ・ベース

1939年:NY万博

1949年:アイノ・アアルト永眠

 

1952年:建築家のエリッサ・マキニエミと結婚

1954年~56年:スタジオ設計

1956年:「文化の家」のためのレンガをデザイン 

1976年5月11日:永眠

 

友人

 

グレーゴル・ポールソン(1889~1977年)

1919年にマニフェスト「より良いものを毎日の生活に」を発表したスウェーデンの美術史家でアアルトの親しい友人。

ポール・ヘニングセン(1894年~1967年)

デンマークの照明デザイナー。アアルトに多大な影響を与えた。

 

iittalaのスモールボウル

 

わたしがフィンランドで自分へのお土産に買った、このスモールボウル。

特に用途がないので、お菓子入れとして使っています。

 

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今回の展示のミュージアムショップでは、約7,500円で売られていました。

 

……高い!

 

ヘルシンキ・ヴァンター空港の免税店では3,500円か、高くても5,000円以内で売られていた気がします。

イッタラ・アラビア製品は、現地で買う方が安く手に入れられそうです。

 

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アアルト展。英気を養いました。

 

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おしまい