祝 国立西洋美術館開館60周年
ル・コルビュジエ
絵画から建築へ
ピュリスムの時代
ギリ間に合いました。間に合わせました。
2019年5月18日(土)に行きました。
終了日の前日です。混んでいました。
日差しが照りつける中、20分列に並んで当日券を買いました。学生の間は「キャンパスメンバーズ」という制度により、数ある国立美術館の常設展を無料で見れたり、企画展の観覧料金を少しだけ値引きしてもらえたりします。
館内の地下階に1台だけ自動販売機があります。しっかり水分補給をして、鑑賞スタート!
平凡な感想ですが、難解な展示でした。
「絵画から建築へ」という題名なだけあって
思っていた以上に絵が多い。絵画がメイン。
音声ガイドがないと何もわからなくてですね、はじめて借りました。いつも以上に借りてる人、多かった気がします。550円。声は、声優の諏訪部順一さんでした。テニスの王子様や黒子のバスケに出演されている、有名な方だそうです。
コルビュジエ(1887-1965)は、絵画でも建築でも、幾何学的な法則を尊重したそうです。
どの作品にも、リズムを感じます。
コルビュジエは、黄金比を基とした、幾何学的に処理された構図を用いて、絵を描いたり、設計を行ったりしました。だから、普遍的な美しさを感じられるのだそうです。(つたわれ〜!)
グレーの壁が天窓から降り注いだ光を反射する19世紀ホール。
本名は「シャルル=エドゥアール・ジャンヌレ」で、「ル・コルビュジエ」はペンネームだそうです。
・ジャンヌレは「構築と総合」の芸術をテーマにしていた
・「構築と総合」の芸術は、ピュリスムのテーマでもあった
・ジャンヌレは、キュビスムが「構築と総合」の芸術というピュリスムのテーマを既に実現していたことに気がついた
・アメデ・オザンファンと仲良しだったけど、次第に関係が悪化した
・絵画の創作活動が原点となり、彼の建築に大きな影響を与えた
キュビスム、ようわからんし、何も感じませんでした。
▶︎ 2階ギャラリー
・モデュロール:モジュール+黄金比
・低い壁:2m26cm(成人男性が手を伸ばせば届く距離)
・高い壁:4m95cm
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久々に常設展見ましたが、すてきでした。
クロード・モネ(フランス)がいっぱいでした。
▼エドゥアール・マネ(フランス)『ブラン氏の肖像』
▼ポール・セザンヌ(フランス)『ポントワーズの橋と堰(せき)』
前景・中景・後景で筆を使い分けています!
▼フィンセント・ファン・ゴッホ(オランダ)『ばら』
やっぱゴッホの絵が好きです。立体的な筆跡からエネルギーを感じます。
17時30分に国立西洋美術館を出ました。
館内には2時間近くいたのかなぁ。
出たときにはさすがに、チケット売り場に列はありませんでした。
シャルル=エドゥアール・ジャンヌレさん。
こんなすてきな美術館を日本の上野につくっていただけて、光栄です。
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