こんにちは!9月になりましたね。
タイトルにもありますが、
齢21にして腰を痛めました(^o^)
幼い頃からよくケガをしてきました。左腕の脱臼、足のねんざ、首のねんざ、左手小指の骨折、膝の半月板損傷、いろいろありましたが、特に印象に残っているのが
尾てい骨の骨折
です。
中3の秋のことでした。
わたしはよく、クラスの決まった友だちと3人で行動していました。
そのうちのひとりが関ジャニ∞の渋谷すばるの大ファンで、彼女が
「すばるの誕生日を祝おう!」
と言い出し、ケーキ屋に行くことになったのです。結局その子はケーキ屋でプリンを食べたので、もはやバースデーケーキでも何でもなかったんですけどね笑
店を出た後、自転車で坂道を爽快に下り、
勢いよく横断歩道を渡って右折したところ
ガシャーーン
と自転車が滑って横転、アスファルトに強打。
あまりの痛みに声が出ませんでしたが、履いていたタイツに穴は開かず、内側で膝の皮膚だけが擦りむけて血が出ていたのを見て、
「タイツって、丈夫にできてるなぁ」
と道路に倒れ込んだまま思っていました。
「「大丈夫!?」」
友だちが駆けつけました。ここから家までは相当距離があるので、大丈夫でも大丈夫でなくても自転車に乗って帰らなければなりません。
しかし、この日はもともと、渋谷すばるのバースデーパーティーではなく、『笑う犬』のDVD鑑賞会の予定でした。
『笑う犬』は1998年から2003年までフジテレビで放送されたコント番組です。放送当時わたしは赤ん坊なので知る由もありませんでしたが、わたしが中学生になってからクラスの片隅でひっそりと再ブレイクしたのです。
わたしは再び自転車にまたがり、段差でサドルが跳ねる度に激痛に襲われながら、3人でツタヤへ行って『笑う犬』のDVDを借りました。
そして、わたしの家に到着。
痛みを堪えて『笑う犬』のDVDを再生。
ひとりは、見たことがあるから笑えない。
ひとりは、笑いの沸点が高すぎて笑えない。
わたしは、患部が痛すぎて笑えない。
誰一人笑わないのにコント番組を見続ける、
地獄の時間でした。
翌朝、痛みを我慢して、近所の友だちと自転車で登校。その日わたしは運悪く、日直に当たっていました。
「きをつけー…」
「おはようございま…す……」
クラスで1番の不良から
「なんで挨拶で泣いてんの?」
とツッコまれ、みんなに説明して保健室へ。
ベッドに横になって、カーテンが閉められ、
泣いてるのは自分の意思ではないんです!
泣きたいわけじゃないんです!
涙が勝手に出てくるんです〜〜〜!
と思いながら保健室の壁を見て泣きました。
で、仕事を早退して迎えに来てくれた母の車に乗り整形外科で診てもらうと、尾てい骨が折れていたことがわかりました。
「どうしたらいいんですか、先生?」
「どうすることもできないので、安静にして様子を見てください」
「ですよね〜」
そんな感じで、いつ完治したのかよくわからないまま、安静に受験勉強に取り組みました。座ったり立ったりキツかったなー。
BUMP OF CHICKENの「supernova」という曲に
「熱が出たりすると 気付くんだ
ㅤ僕には体があるって事
ㅤ鼻が詰まったりすると わかるんだ
ㅤ今まで呼吸をしていた事」
という歌詞があるのですが、
骨を折ったりすると わかるんだ
尻尾に骨があるって事
って実感しました。うんうん。
次回こそ!腰の話。
つづく